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【要約】漫画 バビロン大富豪の教え|収入の十分の一を貯金せよ

こんにちは moyaiです。

今回は、約100年もの間、読み続けられている『人類不変の知恵』の物語『漫画 バビロン大富豪の教え~「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則~』をご紹介します。

本書は1926年にアメリカで出版された『The Richest Man In Babylon(バビロンいちの大金持ち)』を翻訳し、漫画化したものになっています。
お金についての原理原則を学べ、目先のお金を得るためのテクニックではなく、人間が幸福になるための真理が描かれています。

私も最近流行りのFIRE(ファイア:Financial Independence, Retire Early)早期リタイアできるくらいの経済的な自由を手に入れて、幸福に生きていきたいとつくづく思うのです。いつになることやら・・・

それではいってみましょう。

著者

原作

原作者のジョージ・S・クレイソンは、米国のミーズリー州ルイジアナで1874年生まれる。 
ネブラスカ大学卒業後に米国陸軍で軍務に就く。その後、コロラド州デンバーにおいてクレイソン・マップ・カンパニーを設立。1926年に節約と経済的成功をテーマにした短編寓話シリーズを発行し、人気を博す。のちにこのシリーズが『The Richest Man In Babylon(バビロンいちの大金持ち)』として単行本化され、90年以上たった今も世界中で翻訳されて、今なお読者を増やしている。

漫画

漫画を担当した坂野 旭さんは、1995年、北海道生まれ。元自衛官。2014年に『戦場の華』で「第86回JMAPトレジャー新人漫画賞」佳作を受賞してデビューする。繊細な画力を生かしたファンタジー作品を得意とする。

企画・脚本

企画・脚本を担当した大橋 弘祐さんは、作家・編集者で、立教大学理学部卒業後、(株)NTTドコモの広報、マーケティング職を経て今に至る。初小説『サバイバル・ウェディング』(文響社)が日本テレビ地上波で連続ドラマ化され、また『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方教えてください!』(山崎 元との共著、文響社)など『難しいことはわかりませんがシリーズ』が40万部を超えるベストセラーになる。

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本書のポイント

Point 1 収入の十分の一を貯める
Point 2 動いた者とそうでない者

Point 3 試練と五つの黄金法則

要約

Point1|収入の十分の一を貯める

この世には、同じように働いているのに、貧乏人とお金持ちがいる。

ある時、バビロニア王国の首都バビロンに武器商人の息子のバンシルと商人の息子コッビがいた、二人は町で誰もが平等に歩ける道なのに、身なりが全然平等じゃないことに疑問を感じ、漠然とお金持ちに生まれていればと思うのでした。

そして、お金持ちになるための方法をバビロン一の大富豪アルカドに聞きに行くのでした。

“お金持ち”は「たくさんお金を持っている者」ではなく「お金の増やし方を知っている者」であると説き、まずはじめにしなければならないのは・・・『収入の十分の一を貯金すること』だと教えを授ける。アルカドは二人に半年後教えを守れていれば次の知恵を教えると約束し、二人はアルカドのもとを後にするのであった。

『収入の十分の一を貯金する』なんて誰も思い付くしこんな簡単なことでお金持ちになれるの?と思うと思いますが、それが意外とできていない人が多いようです。お金持ちになる第一歩がこの『収入の十分の一を貯金する』なのです、この方法を用いることで必ずあなた方の財布は膨らむのです。

Point2|動いた者とそうでない者

半年後、はじめの一歩である「収入の十分の一を貯金すること」の教えを守ったバンシルとコッビは、再びアルカドのもとを訪れ『学びの殿堂』で行われているお金持ちになりたい民たち向けの講習会で<黄金に愛される七つ道具>を教わることになる。

1、収入の十分の一を貯金せよ
2、欲望に優先順位をつけよ
3、貯えたお金に働かせよ
4、危険や天敵から金を堅守せよ
5、より良きところに住め
6、今日から未来の生活に備えよ
7、自分こそを最大の資本にせよ

アルカドから伝えられた<黄金に愛される七つ道具>は、よく言われるようなもので、どんな人でもわかっている様な事柄が多い。だが、それでいてお金持ちになれない人が大勢いるのはなぜか・・・それは、分かっていても動かないのである、アルカドは、七つの道具を教えてくれるが、あくまで道具に過ぎず道具を実際に使って動く者がお金持ちになれるかなれないかの大きな壁であるというのである。

Point3|試練と五つの黄金法則

ある時、バンシルはアルカドに呼び出され、袋を二つ差し出される。その袋の一方には、『金貨』もう一方には、『知恵』どちらか一方が手に入るとしたどちらを望むのか尋ねられるのであった。そしてバンシルは、目先の幸せや幸福ではなく先を見据えたその先の安心も含め『知恵』であると答える。アルカドはバンシルに『金貨』ではなく『知恵』が必要であることを証明するための旅に出るように言われ、『金貨』の袋と『知恵』の袋を渡され両方の袋を金貨で満たすまで帰って来てはいけないという約束と『知恵』の袋は、金貨をすべて失うまで開けてはならないという厳しい“試練”の旅に出かけるのである。

バンシルは、旅という“試練”の中で、お金をだまし取られたり、盗まれたり、様々な困難に直面し、金貨をすべて失い『知恵』の袋に入っていた『粘土板』に書かれた五つの黄金法則を知ることになる。

法則1
家族と自分の将来のために
収入の十分の一以上を蓄える者の元には
黄金は自らを膨らませながら、
喜んでやってくるだろう

法則 2
黄金に稼げる勤め先を見つけてやり
持ち主が群れを膨大に増やす
羊飼いのように賢明ならば
黄金は懸命に働くことだろう

法則 3
黄金の扱いに秀でた者の助言に
熱心に耳をかたむける持ち主からは、
黄金が離れることはないだろう。

法則 4
自分が理解していない商い、あるいは、
黄金の防衛に秀でた者が否定する商いに
投資してしまう持ち主からは
黄金は離れていくだろう

法則 5
非現実的な利益を出そうとしたり
謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり
己の未熟な経験を盲信したりする者からは
黄金は逃げることになるだろう

バンシルは、粘土板に書かれた法則と七つ道具を駆使し、その後、事業に参加し成功させることになる。『金貨』の入った袋を三つに増やしバビロンに戻ったバンシルは、アルカドのもとへ向かい『知恵』の袋が『金貨』の袋に勝ることを証明するのであった。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。ここまでが半分くらいのお話になります。この後の物語も考えさせられるようなストーリー展開となっています。
この『漫画 バビロン大富豪の教え』は、お金についての実用書であるのに漫画ということで、とっても読みやすい本になっていました。ささっと読めてしまうのも、この本の良いところだと思います。

せっかくなので読むだけではなく、収入の十分の一を貯める!動いた者になって、お金に振り回される人生から解放され豊かな時間を歩めるようになれるようなりましょう!

ぜひ読んでみて頂ければと思います。

それでは、皆さまが豊かになりますように願っております。

また次回の記事でお会いしましょう。moyaiでした。

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