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【要約】金持ち父さん貧乏父さん|なるべく若いうちに読むべき本 学校で教えてくれないお金の話

こんにちは moyaiです。
今回は、新しい取り組みで本を紹介してみたいと思います。

さて、いきなりですが、皆さんは、お金持ちになりたいですか??

最近お金の話や、投資についても本をよく読むようになりました。その中でも、考え方という点でとても勉強になった本、楽しくて一気に読んでしまった本です。

人が経済的に苦しむ理由は、何年も学校に通ったのに、お金について何も学んでこなかったことにあるというのです。学校では、人はお金のために働くことを学ぶ、だが、お金を自分のために働かせることは知らないままでいる。

これを読んだときハッとさせられました。

『金持ち父さん貧乏父さん』|著者 ロバート・キヨサキ

をご紹介したいと思います。

もっと早くこの本に出合っていれば、これまでの散財を少しでも和らげることができたのではないかと…

それでは、行ってみましょう。

著者

著者のロバート・キヨサキさんは、投資家であり、ビジネスマンでもあり、ベストセラー作家である。大学を卒業後は、海兵隊に入隊し、ベトナム戦争に出征した。帰還後は、ビジネスの世界へ数社の会社を設立し、1994年に47歳でビジネス界から引退。今で言う『FIRE』である。
1997年に著書『金持ち父さん貧乏父さん』を執筆する。本書は、全世界で51カ国に翻訳されています。『金持ち父さん』シリーズは、日本では累計300万部、全世界では累計2800万部を売り上げているベストセラーとなっています。

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金持ち父さん貧乏父さん(単行本)

本書のポイント

Point1 金持ち父さん貧乏父さん
Point2 お金持ちはお金のために働かない
Point3 お金の流れの読み方を学ぶ
Point4 自分のビジネスを持つ
Point5 会社を作って節税する
Point6 お金持ちはお金を作り出す
Point7 お金のためではなく学ぶために働く

要約

Point1|金持ち父さん貧乏父さん

はじめに、著者のロバート・キヨサキさんには、2人の父親がいたといいます。それは、著書のタイトルにもなっている『金持ち父さん』と『貧乏父さん』の2人なのでした。
そうです、この本の主人公は、著者のロバート・キヨサキさんなのです。著者が子供のころに2人の父親からさまざまなことを教わったというお話を本にしたものなのです。

一人は高い教育を受けた知的な父親で、もう一人は、ハイスクールも卒業していない父親でした。どちらの父親も『教育』が大切だというのですが、その教育の方向性が両者で全く違い、「教育」、「考え方」、「お金」について全く違うものだったのです。

例えば、

勉強する必要性について
貧乏父さん「一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社に入れるから」
金持ち父さん「一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社を買うことができるから」

お金に関しては
貧乏父さん「お金に関しては安全第一で」
金持ち父さん「リスクをとることを学べ」

家について
貧乏父さん「この家は私たちにとって最大の投資であり、最大の資産だ」
金持ち父さん「この家は負債だ。持ち家が自分にとって最大の投資だという人は大いに問題がある」

『貧乏父さん』は、実の父で、高い教育を受けた知的な父親で、もう一人の『金持ち父さん』は、親友の父親でありハイスクールも卒業していない父親であったのです。

Point2|お金持ちはお金のために働かない

金持ち父さんは、貧乏人は、恐怖と欲望が仕掛ける人生の罠にはまっているのだというのです。
お金が無くなる恐怖ともっとお金があればたくさんの物が買えるという欲望に人は支配されているのです。そのため、『ラットレース』になって走らされ続けるというのです。

「朝起きて、仕事に生き、請求書を支払う、また朝起きて、仕事に生き、請求書を支払う…」永遠にこの繰り返しをしているだけで、ハムスターがくるくる回る回し車で走っているようだというのです。そういう人はたとえお金を多くもらえるようになっても、支出が増えるだけで同じパターンの繰り替えしでそのものは決して変わらない、これを『ラットレース」と呼ぶ。

Point3|お金の流れの読み方を学ぶ

「お金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない」というのです。
「ファイナンシャル・リテラシー」を高めることでお金持ちに近づけるといいます。「ファイナンシャル・リテラシー」というのは、金銭・財務関係の文字と数字を読んで理解する力を言います。
まずは、『資産と負債の違いを知ること』これが第一のステップとなります。

資産というのは、ポケットにお金を入れてくれるもの
負債というのは、ポケットからお金をとっていくもの

また、「お金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む」のだというのです。持ち家というのは、ほとんどの場合は、資産でも投資でもなく「負債」となることが多い。

Point4|自分のビジネスを持つ

自分のビジネスを持つこと=本当の資産を持つことだといいます。なので、まずはいまの仕事を続けながら、資産を蓄えること重要だと言います。また、そのビジネスについては自分がその場で働かなくてはならない『労働収入』ではなく、その場にいなくても収入を生み出す『権利収入』が本当の資産だといいます。

本当の資産というのは、以下の物があげられます。
・自分がその場にいなくても収入を生み出すようなビジネス『権利収入』または『不労所得』
・株
・債券
・収入を生む不動産
・音楽、書籍などの著作権や特許権
・そのほか、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など
これらの資産を手に入れなければお金持ちになれないのです!!

Point5|会社を作って節税する

会社を持っているお金持ちは、お金の流れが違います。
「会社を持っているお金持ち」
1、稼ぐ
2、お金を使う
3、税金を払う

「会社のために働いている人々」
1、稼ぐ
2、税金を払う
3、お金を使う
いかがでしょうか、お金持ちは、先にお金を使えるんです。それも会社の経費として使うことで税金を削減できるのです。一方、会社のために働いている人々(私も含め・・・)は、稼いだお金は、自動的に源泉徴収されて節税する隙すら与えられないのです。だから国も学校も良い企業に勤めるための勉強しか教えず、起業家や投資家になる方法を教えないのではないでしょうかね。バカなまま会社のために働き続けてくれる人が多ければ多いほど、税金が多く取れるというのです。

Point6|お金持ちはお金を作り出す

お金を作り出すには、度胸が大切。
専門的な知識不足などよりも、自身のなさの方が足を引っ張ると言います。才能を開花さる障害の最大の要因は、過度な「恐怖心」と「自信のなさ」であり、現実のほとんどの場合、頭のいい人よりも「度胸のある」人の方が成功を掴んでいるといいます。
また、大部分の人がお金持ちでないのは、みな損をすることを恐れているからだ。勝者は負けを恐れないが、敗者は負けを恐れる。失敗は成功に至るプロセスの一部であり、失敗を避ける人は成功も避けているというのです。
昔からよく言われていることですよね。『失敗は成功のもと』失敗を恐れず度胸でリスクを取っていきましょう。

Point7|お金のためではなく学ぶために働く

学ぶために働くことが大切であり若者には、『いくら稼げるか』でもなく『何を学べるか』で仕事を探すべきだと説いています。マネジメントでよく言われる言葉で「従業員は首にならない程度に一生懸命働き、経営者は従業員が辞めない程度に給料を与える」こんなことだから、働いている人の多くは、生産性がなく言われたことしかできない社員で年々増えていくのだと思うところですね。
「安定した仕事を見つける」ことだけを考えることは、短期的に見れば有利かもしれないが、長期的に見た場合良い結果にはならない、確かにこれからの変化の時代には、安定した仕事なんてとても限られますし、どんな変化が起きるかなんて誰にも分らないので、たくさんのスキルを個人にため込むことがお金持ちになる秘訣だというのです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか、本当に10年早く出会いたかった本でした。とっても勉強になる本です、若い人には特におすすめで読んでおいて損をすることは無いと思います。本記事で紹介できていないものもたくさんありますので、ぜひ手に取って読んでみてください。
今回は、初めて本を紹介しました。自分自身の頭の整理やせっかく読んだ本の要点を整理することで読書の効果をUP出来たと思います。今後も面白かった本やためになるような本を紹介していきたいと思います。
頑張って本読むぞー!

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それでは、皆さまが豊かになることを願っております。

また次の記事でお会いしましょう。moyaiでした。

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